「蒼」=草茂る様子。 天地の恵みをいただき、ひと裁ち、ひと針、育てるように仕立てる衣。手直ししながら永く纏う日常着には草木と暮らしの色が重なる。……… 2020年。必然の「おわりとはじまり」を迎え、何かの流れに押し流されるように『衣蒼』が歩き出しました。今の私たちが この時この場所でものづくりをするのならば… 夫婦の想いは語らずとも同じでした。「身体と心と魂に優しく寄り添い、包まれることで癒され、共に育っていくような衣。それは出来る限り、地球を痛めず、人や動植物を想いやるものでありたい。」………大阪南部の山の上。夫婦二人と娘と犬。魂のおもむきに正直に生きる中で生まれたものたち。ものを愛で、生活を愛で、宇宙を暮らすことを愛でながら、喜びと笑顔とともに紡いでいます。それが衣となってみなさまを包むようにと。